エイリアン・シリーズの最新作
エイリアン:コヴェナントを観た。
まだ上映中の作品でもあるし、ストーリーについては詳細は触れないが、エイリアンが久々にスクリーン上で暴れていたのは嬉しくもあり、自分としては前作
プロメテウスよりは面白かった。
ただ、予想以上にプロメテウスの続編だったので、プロメテウスを観てからの方が楽しめると思う。が、それ以上に重要なのは今までのエイリアン・シリーズを観ていることで、とりあえずは一作目のエイリアンだけは観てないと、映画が理解しにくいと思う。
そもそもプロメテウスは、日本で公開する際、エイリアンの前日譚であることは伏せられ本格SF映画のような宣伝をされてたので、何も知らずに見た人は訳が分からないところも多かったのではないだろうか?
もっとも知ってて観た自分もだいぶ訳分からなかったが(笑)。まず登場人物の行動が理解できない、なぜこんな連中を宇宙船のクルーにするのかわかわない、そもそもエイリアンが何したいかがわからない。でも、相変わらず映像は良かったが。
それはさておきエイリアン第一作、本作と同じく
リドリー・スコットの監督作品。
エイリアン(1979年公開)原題:Alien
監督:リドリー・スコット
脚本:ダン・オバノン
宇宙船を舞台にモンスターが襲ってくるSFホラーであるが、
H.R.ギーガーのデザインによる世界が素晴らしい。個人的にはお話しより、ギーガーの世界を映像化したところの方が大きい。
でも実は私が一番好きなのは、二作目のアクション映画となった
エイリアン2だったりする。ギーガーは好きだったが、エイリアンの映画に思い入れが出来たのは、この作品からだったと思う。
エイリアン2(1986年公開)原題:Aliens
監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン
ちなみにエイリアン2は劇場公開版と15分少々長い完全版があるが、前者の方がテンポが良い。まずはこっちから観るべき。
このあと、エイリアン・シリーズは、暗くて重い
エイリアン3(1992年公開)、グロい
エイリアン4(1997公開)と、毎回作風を変えて、プレデターと戦う
エイリアンVSプレデター(2004年公開、続編も有り)に行き着く。
そして、リドリー・スコット監督に戻ってプロメテウスであるが、たぶん続編は作りようが無かったので、一作目の過去の話しにしたのではないかと勝手も思っている。どうなるかと思ったが、コヴェナントで持ち直してきたような気もするので、とりあえず予定されている次作
アウェイクニングに期待しようと思う。
プロメテウス (2012年公開)原題:Prometheus
監督:リドリー・スコット
脚本:デイモン・リンデロフ、ジョン・スペイツ
posted by TOYO at 03:00
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