2008年11月27日

[デジカメ]CHDKをPowerShot G7で試す

キャノンのデジカメの機能を拡張するCHDK ( Canon Hacker's Development Kit)なるソフトを、PowerShot G7で試してみた。
ようは、本来サポートされていない機能を実現するカスタム・ファームウェアみたいなものだが、元のファームを上書きすることなく、RAM上で動く安心設計(笑)らしい。

まず、ソフトウェアをCHDK Autobuild Serverからダウンロードする。

ソフトはカメラの機種、ファームのバージョン毎に細かく分かれている。
たとえば、G7だと1.00E、1.00G、1.00I、1.00Jの4種類がある。キャノンのホームページを見ても、G7のバージョンなど書かれてないので、バージョン調査から始める。

●ファームウェア・バージョンの確認方法
  • 『VER.REQ』という名前の空のファイルを作成(コマンドプロンプトで『copy nul ver.req』)
  • VER.REQファイルを空のSDカードのルートにコピー。
  • SDカードをカメラに入れ、再生モードで起動(録画モードから再生モードにしても駄目)
  • 『FUNC. SET』ボタンを押しながら『DISPLAY』ボタンを押すと、バージョンアップするか聞かれるので、OKするとファームの情報などが表示される。
こんな感じ。

うちのG7は1.00Iという事が判明(違いが気になるねぇ)。

続いて、CHDK動かす。

● CHDKの起動&使い方
  • ダウンロードしたファイルを解凍し、『DISKBOOT.BIN』と『PS.FIR』の2ファイルと『CHDK』ディレクトリをSDカードのルートにコピー。
  • SDカードをカメラに入れ、再生モードで起動
  • 『MENU』ボタンを押すと、『Firm Update』というメニューが追加されているので、それを選択
  • CHDKがロードされ、自動的に再起動
これがCHDKの起動画面。

すぐにこの画面は消え、起動は完了。いよいよ、拡張された機能を試してみる。

(続く)
posted by TOYO at 02:22 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(1) | 道具・生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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