そして映画本編にはまったく登場しなかった、あのメカゴジラだ。
フィギュアの出来は良い。元のデザインも良い。アニゴジの中では一番オリジナリティのある怪獣デザインだと思う。映画に出なかったのが、返す返すも残念だ。
三部作も完結したので、封印していたネットの情報も色々読んでみた。
以下のインタビュー記事が興味深かった。
「GODZILLA 星を喰う者」虚淵玄・静野孔文・瀬下寛之鼎談インタビュー、あのラストはどのように生み出されたのか?(Gigazine)
「決戦機動増殖都市」について、瀬下寛之監督がこう語る。
「もし僕と虚淵さんだけだったら、極端な話、メカゴジラシティが最後に合体して、全高1kmのメカゴジラになってますよ(笑)。そこからはもう30分間、戦闘のみです」
それが観たかったんだけど・・・。どう考えても、そっちの方が面白かっただろうに・・・
だいたい、自己増殖する機械が都市に成長なんて,ありふれた設定なんだから、今どきは横浜駅が日本を覆うくらいでなければ誰も驚かない。都市が巨大メカ怪獣になって初めて完成だろうに・・・
「怪獣プロレスにはしない」とか「ゴジラを見たことはないけれどアニメは好きという方に向けて」とか拘りも分からないではないけれど、では何をやりたかったのか?武装した都市や小型ロボットとの闘いはないだろう。
ちなみに「シン・ゴジラ」は怪獣プロレスをやらずに、堂々とゴジラを描いて、普段ゴジラ映画なんてみない人たちにも受けまくったわけだしなぁ。