2018年12月03日

[映画] アニメ版ゴジラのメカゴジラが忘れた頃に届く

先日、プレミアムバンダイから、夏前に注文したマスターディテール ムービーモンスターシリーズ メカゴジラが届いた。アニメ版ゴジラ 第二章の「GODZILLA 決戦機動増殖都市」の公開直前に発表され予約を開始したものだ。
そして映画本編にはまったく登場しなかった、あのメカゴジラだ。

20181202mgz.jpg

フィギュアの出来は良い。元のデザインも良い。アニゴジの中では一番オリジナリティのある怪獣デザインだと思う。映画に出なかったのが、返す返すも残念だ。

三部作も完結したので、封印していたネットの情報も色々読んでみた。
以下のインタビュー記事が興味深かった。

「GODZILLA 星を喰う者」虚淵玄・静野孔文・瀬下寛之鼎談インタビュー、あのラストはどのように生み出されたのか?(Gigazine)

「決戦機動増殖都市」について、瀬下寛之監督がこう語る。
「もし僕と虚淵さんだけだったら、極端な話、メカゴジラシティが最後に合体して、全高1kmのメカゴジラになってますよ(笑)。そこからはもう30分間、戦闘のみです」

それが観たかったんだけど・・・。どう考えても、そっちの方が面白かっただろうに・・・
だいたい、自己増殖する機械が都市に成長なんて,ありふれた設定なんだから、今どきは横浜駅が日本を覆うくらいでなければ誰も驚かない。都市が巨大メカ怪獣になって初めて完成だろうに・・・

「怪獣プロレスにはしない」とか「ゴジラを見たことはないけれどアニメは好きという方に向けて」とか拘りも分からないではないけれど、では何をやりたかったのか?武装した都市や小型ロボットとの闘いはないだろう。
ちなみに「シン・ゴジラ」は怪獣プロレスをやらずに、堂々とゴジラを描いて、普段ゴジラ映画なんてみない人たちにも受けまくったわけだしなぁ。
posted by TOYO at 01:47 | 東京 ☁ | Comment(0) | 映画・ビデオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月14日

[映画] 「GODZILLA 星を喰う者」を観る これはもう失敗だろう・・・

アニメ版ゴジラ三部作の最後「GODZILLA 星を喰う者」を観に行った。一作目、二作目で募る不満もあったが、それでも公開初日に行くくらいには、まだ楽しみにしていた。
入場者プレゼントのカードをもらったら、ゴジラとドゴラだった。ゴジラが入ってたから当たりかと思ったら、ゴジラは全部に入っているらしい。まぁゴジラ映画なのだから当たり前か。映画中には全然出てこなかったけど。
ちなみに、このカードの中身は週替わりらしい。でも、劇場に何度も足を運びたくなる映画ではない。まぁNetflixに落ちてきたら、もう一度くらいは観ると思うけど。確認のために。

20181113gz.jpg


アニゴジは、アニメによる怪獣映画の新たな可能性を示してくれたという点でとても意義があると思う。そして、可能性を示しただけで終わってしまったのが、とても残念だ。

前作「決戦機動増殖都市」を観たときから嫌な予感はしてたけど、虚淵玄の脚本だから最後に思わぬ展開とかあって盛り上げてくれるんじゃないかと、少しは期待していたのだが、世の中そんなに甘くなかった。

あまりに予想通りの展開、それも悪い方の予想通り。予想を超えたのはゴジラの影の薄さだけ。だいぶ薄いだろうとは予想してたがここまでとは・・・。今回のゴジラはずっと眠ったままでもストーリーは成立したのではないか。ゴジラを活躍させたくないなら、ゴジラ映画なんて撮らなきゃいいのに。

じゃあ、怪獣抜きにSFアニメとしてどうかと言えば、平凡の一言。
どこかで見たか読んだような、ありがちな話しばかり。最終章の今回は、X星人もといエクシフの陰謀の謎解きでもあったのだが、話しが粗すぎ。もう少し頭のよい連中かと思ったのだが・・・

怪獣映画を怪獣のバトル抜きで見せるのであれば、それに代わって、それ以上の物が必要なはず。
たとえば前作だって「メカゴジラが出てくるかと思ったら、○○が××して△△で吃驚」であれば誰も文句は言わないところを、ただ「メカゴジラが出てこなくて吃驚」だからがっかりなのだ。
そして本作も、ゴジラとギドラが大暴れするかと思ったら、何にもなくてがっかりな映画になってしまった。ギドラはの映像は綺麗だったけど、「星を喰う者」ほどには見えなかったし。そういう点では、このシリーズはどれもタイトルが誇大広告だなあと思う。
posted by TOYO at 01:00 | 東京 ☁ | Comment(0) | 映画・ビデオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月14日

[映画] スターウォーズを観る順番

とあるコミックを読んでいたら、スターウォーズの映画を観る順番をファンが激論するという話があり、自分ならどの順番がベストか考えてみた。
20180814sw.jpg

続三部作はまだ途中なので最後にして、旧三部作と新三部作のどちらを先に観るか?公開順なら旧三部作、新三部作、ストーリー順なら新三部作、旧三部作だが、これが問題。
「新たなる希望」がスターウォーズの原点であることは間違えないので、まずはここから始めたい。特に初めてスターウォーズを観るなどという人はこれを外せない。しかし、「シスの復讐」を観るとたぶん「新たなる希望」が観たくなる。さらに、続三部作を続けて観ようと思うと最後は「ジェダイの帰還」にしておきたい。

以上を考慮し、考えたのがこれ

エピソード4/新たなる希望(1977年・オリジナル)
エピソード5/帝国の逆襲(1980年・オリジナル)
エピソード6/ジェダイの復讐(1983年・オリジナル)
エピソード1/ファントム・メナス(1999年)
エピソード2/クローンの攻撃(2002年)
エピソード3/シスの復讐(2005年)
エピソード4/新たなる希望(特別篇)
エピソード5/帝国の逆襲(特別篇)
エピソード6/ジェダイの帰還(特別篇)

エピソード4〜6の特別編は、1997年頃にCGとか追加して再編集したもの。ストーリは基本的にオリジナルと変わらないが、「ジェダイの帰還」のラストのように微妙に雰囲気が変わってしまっているところもある。エピソード4〜6は二度見ることになるが、オリジナルと特別篇どこが違うのか、確認する楽しみもあるはず。

問題は、オリジナルの旧三部作ってまだ観ることができるのかだが、Amazon調べたら「特別篇」と「劇場初公開版」を収めたリミテッドエディションのDVDがまだ入手できるようだ。
Blu-Rayでないのが残念なところ。


ちなみに初めに書いたとあるコミックはこれ

木根さんの1人でキネマ 1 (ジェッツコミックス)
posted by TOYO at 10:30 | 東京 ☁ | Comment(0) | 映画・ビデオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月24日

[映画] 「GODZILLA 決戦機動増殖都市」その意外過ぎる展開!

Netflixで早々とアニメ・ゴジラの第二弾、「GODZILLA 決戦機動増殖都市」の配信が開始された。
本作は劇場で観たが、この機会に感想など書こうと思う。というのは、本作についてはネタバレを無しに語りようが無いからだ。
ちなみに、このネタバレがどれだけ重要かは、人によって大きく違うと思うので、自分にとっては大変重要なことだが、どうでもいい人も多いかもしれない。
とは言え、まだ未見の人は、Netflixなら30日間の無料お試しもあるし、観てから先を読むことをお勧めしたい。とりあえず観て損したと思うほど酷くはないはず。

20180723gz.jpg

前作「GODZILLA 怪獣惑星」に少々物足りないものを感じていた自分としては、三部作の二作目に当たる本作を楽しみにしていた。前作は言わばプロローグ、今回がいよいよ本編のはず、何しろあのメカゴジラとゴジラの一騎打ちが観られるのだ。
前作の中でも、対ゴジラ兵器として作られ不発に終わったメカゴジラの存在は伏線として語られていたし、ラストの予告シーンにはメカゴジラの姿、そしてチラシにもメカゴジラらしき姿。
そして止めは、劇場上映直前に発売が発表されたフィギュア。これを見たときは、ネタバレじゃんと思ったものだった。

しかし、なんと、あろうことか、本作にメカゴジラは登場しない!
劇場では本当に驚いた。なんという予想を超えた斬新な展開、すべてはミスリードを誘い、観客を驚かせるための罠だったのか?!
ただし、驚いたは驚いたでも、あまりの肩透かしに驚いたのだから、まったく褒めていない。

たしかに嘘は言ってはいない。メカゴジラは登場しないが、それが進化したというメカゴジラシティなる都市は登場した。SFによく見かけるただ平凡なドーム型の都市だったが。
それでも自分は、最後の最後にはメカゴジラが登場するのだろうと期待して観ていた。きっとこの都市が動き出して変形して巨大メカゴジラになって、この巨大ゴジラと戦うのだろう。それでこそ、起動増殖都市!
・・・が、しかし、そんなことはなかった。最後まで都市は都市。怪獣バトルもなし。お話しもなんか平凡。つまらないとは言わないが、面白いとも言い難い。

結局、一番印象に残ったのは、ラストのラスト、次作の予告シーンだった。これも前作と同じで、きっと次はいよいよ本番だという感じなのだが、二度あることは三度ある、非常に心配でもある。とりあえず、また劇場に行くと思うけど、今度こそはちゃんと怪獣大戦争を見せてくれるのだろうか。


posted by TOYO at 01:32 | 東京 ☀ | Comment(0) | 映画・ビデオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月17日

[映画] 「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」は意外に面白いと思う

「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」を観た。今回も初日の夜に観てきた。
前評判が今一つだったので心配したが、それほど悪くはなかった。むしろ普通に面白かった。
評判が悪いとしたら、「ローグ・ワン」が良すぎたせいだろう。

SW20180716.jpg


ネタばれしないようにストーリには触れないが、本作の一番の問題をあげるとしたら、やはりハン・ソロがあまりハン・ソロに見えないという点かと思う。だから、あのハン・ソロの活躍に期待して映画館に行くと肩透かしを喰らうのではないだろうか。かといって、まったく新しい映画として観るには、ハン・ソロの物語だ。

自分が本作を観る前に想像していたのは、もっと冒険活劇のような、たとえばインディジョーンズみたいな映画だった。ハン・ソロは「フォースの覚醒」では歳もとってだいぶ渋かったけど、「新たな希望」のときは、能天気で頭悪そうなチンピラだったのだから、そういう点では、本作はなんかまじめに作る過ぎちゃったかなという気もしないではない。

とはいえ、迫力ある映像は映画館で観る価値ありだし、今までと少し違ったスターウォーズにしようしているところも悪くはないので、スターウォーズが好きな人は映画館に行った方がいいと思う。

posted by TOYO at 01:35 | 東京 ☀ | Comment(0) | 映画・ビデオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月17日

[映画] 『スターウォーズ/最後のジェダイ』を観た(ネタばれ無し)

ネタばれが嫌だったので『スターウォーズ/最後のジェダイ』を初日に観てきた。
何度か書いているが、毎年スターウォーズが観られるのは本当に良い時代が来たと思う。ただ三作目となると、ただスターウォーズというだけでは、単純に感激はしなくなってくる。
本作は、期待外れでもなければ、期待以上でもない、という感じ。言い方を変えれば、期待通りなのだから問題はないのだが、鑑賞後の興奮は今一つ薄い。
あくまで前二作と比べてで、面白くないというわけではない。自分はもう一回は観に行こうと思っている(今回は2D字幕版を観たから次は3D吹替え版がみたい)。

ネタばれしないようにストーリには触れないが、自分のようにまったく事前情報無しに観たい人はここまで。読んでもまったく支障ないと思うが。

517DxIGxFEL._SL250_.jpgアート・オブ・スター・ウォーズ/最後のジェダイ


本作は三部作の真ん中ということで、私のあまり好きではない「続く」で終わるパターンである。ようは旧三部作の『帝国の逆襲』である。
『帝国の逆襲』は好きな人も多いと聞くが自分は今一つで、せめて次作『ジェダイの帰還』の初めくらいまでやって終わってくれという感じである。
本作は新シリーズでは『帝国』に相当するパートであり、そもそもすごく意識して作られているので、逆によく出来ているとも言える。付け加えるなら『帝国』よりは良いラストだった。

一つ気になるのは、世界観がスケールダウンしている感じ。旧三部作でも、それは気になって、一作目が辺境から始めるのは良いとして、結局辺境巡りで終わって、銀河の命運を決する戦いが妙にローカル、銀河帝国が全然巨大に見えない。せめて最後は巨大艦隊戦、「敵が多すぎて宇宙が黒く見えない」くらいやって欲しかったという思いがある。
今シリーズそこまで踏襲して欲しくはないので、今回は最終作のためのタメであってほしい。まぁ、やりすぎるとスターウォーズじゃなくなってしまうのも分かるのだが。
posted by TOYO at 11:25 | 東京 ☀ | Comment(0) | 映画・ビデオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

[映画]『GODZILLA 怪獣惑星』を観る

新宿駅の東口にゴジラが飾られていた。21世紀になって再びゴジラが流行るなど思いもしなかったと、喜びを噛みしめつつ新作映画『GODZILLA 怪獣惑星』を観に行く。
20171120gz1.jpg

ゴジラの今があるのはシン・ゴジラのおかげ以外の何物でもないが、続くゴジラ映画のハードルが上がってしまって大丈夫かと心配でもあったのだが、ここでアニメ版、それも二万年後の地球を舞台にSF仕立てを全面に押し出した設定、うまくシン・ゴジラとかわしたと思う。

新たに心配だったのは、アニメで怪獣映画の迫力がどこまで表現できるかだったが、これは杞憂だった。映像も音響も迫力あり、映画館で観てよかったと思える作品だった。
古くからの特撮好きとしては、やはり実写で観たかった気持ちもあるが、ちゃちな実写CGを見せられるよりもアニメにして正解だったと思う。まぁ、スターウォーズ並みに金をかければ不可能ではないと思うが、日本映画では無理だろうし。

ただ、ストーリについては詳しくは触れないが、すでに公表されている通り、三部作の一作目ということで「以下次作につづく」で終わってしまい、さらに上映時間88分という短さも重なって、不完全燃焼の感が少々ある。プロローグが終わって、いよいよ本編というところで、終ってしまった感じと言おうか。
個人的には、連作であっても、もう少し一作ごとに完結して欲しいと思う。もしくは、次作を半年後と言わず、せいぜい三か月程度でやってほしいものだ。

それでも、ともかくメカゴジラが出るらしい来年5月の『GODZILLA 決戦機動増殖都市』に期待したい。
ここからは勝手な想像だが、ビルサルドはたぶんメカゴジラを作ったブラックホール第三惑星人で、だとするとエクシフは]星人、ならば、たぶん来年末くらいに上映されるであろう第三作目では、かつて金星文明を三日で滅ぼしたというあの金色の奴が登場するのであろうか?

ところで、画面では迫力満点のゴジラだが、フィギュアにするとなんか今一つもっちゃりして見えるのはどうなのだろう。
4549660167495_1.jpg怪獣王シリーズ ゴジラ 2017(ソフビ人形)

posted by TOYO at 01:50 | 東京 ☀ | Comment(0) | 映画・ビデオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月07日

[映画] 『ブレードランナー2049』を観た!良かった!

ブレードランナー2049を公開初日に観た。初日に観たのは、たまたまタイミングが良かったからだが、うっかりネットでネタばれ読む前に観ることが出来て良かったと思う。35年ぶりの新作ということで、期待と不安が半分半分であったが、良い映画だった。
立川シネマ爆音上映で観たのだが、あまり爆音は関係ないかなと思いきや、爆音で観て正解の映画だった。本作は、映画館の大きなスクリーンと音響の中で観るのが良いと思う。

前作1982年公開のブレードランナーの続編なので、これを観てから行った方が話しは分かると思う。自分も古いDVDを引っ張り出して、久々に観て予習してから行ったが正解だった。

br.jpgブレードランナー
監督:リドリー・スコット
1982年公開
ファイナルカット版は2007年の編集版


ただ、今初めてブレードランナーを見た人が、どうのように感じるか少々不安はある。
82年当時、ブレードランナーの世界観はすごいインパクトがあった。シド・ミードの未来的なデザインにも拘わらず、混沌として退廃的な都市像は、その後のSF作品に大きく影響を与えたのだが、与え過ぎて、今や新鮮さには欠けてしまうだろう。
ではストーリはというと、これは微妙だ。正直言って、自分は何度も見たいと思う話しではない。今回観直して再確認してしまったが、何度も見ると退屈なのだ。エイリアン(1979年の一作目)といい、リドリー・スコットは映像はいいのだけれど・・・

だが「2049」は大丈夫なので、前作を観て諦めずに映画館に見に行ってほしいと思う。
ブレードランナーの世界が、よりリアルに、より壮大に楽しめる。前はちょっと漂ってたB級感も皆無だ。そして何より話しが退屈ではない。スローテンポなので序盤少々眠くなりかかったが、あとは2時間43分最後まで飽きずに観ることができた。何度も繰り返し観たいかというと、やはり微妙だが(長いし)、でもたまに思い出しては観たくなる映画だと思う。

あと、アナ・デ・アルマス演じるAIのジョイがとにかく魅力的(笑)
posted by TOYO at 01:39 | 東京 ☀ | Comment(0) | 映画・ビデオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月30日

[特撮] ウルトラセブン50年と『70 CREATORS’ SEVEN』

ウルトラセブン放送開始50年特別企画展「70 CREATORS’ SEVEN」を見てきた。
70人のクリエイターがウルトラセブンをテーマに制作した作品の展示会で池袋パルコで開催されている(次の日曜日(11月5日)まで)。

絵が中心であるが、様々な作品があってとても楽しかった。予定してなかったが、思わず会場で先行販売してた作品集も買ってしまった。
写真撮影もOKとのことで、カメラを持って行ってなかったのでスマートフォンで撮りまくってきた。作品集を買っておいて、なんで写真も撮るかというと、デジタル画像も欲しかったからだ。書籍のスキャンは本をばらさないとうまくいかないので、写真の方がいい。

さっそく、PCとスマートフォンの壁紙にした(笑)
20171030us.jpg

ウルトラセブンは子供のころに何度も見て、思い入れのある番組である。一時はDVDの購入も検討したが、結構な枚数になるので断念した。その程度の思い入れかと言われてしまうと返す言葉もないが。
しかし、今はAmazonプライムビデオで見放題である。良い時代になったものだと思いつつ、この機会に見始めた。子供の頃はずいぶん大人っぽい番組という印象だったが、今見ると登場人物たちもひたすら若い。50年立ったんだなぁとしみじみ思う。

q.jpg70 CREATORS’ SEVEN クリエイター70人のウルトラセブン
監修:円谷プロダクション 発行:玄光社
仕様:A4ワイド判・上製/160ページ

us.jpgAmazonビデオ ウルトラセブン

posted by TOYO at 01:47 | 東京 ☔ | Comment(0) | 映画・ビデオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月04日

[映画] 2017年のキングコングと2005年のキング・コング

今春に公開された映画「キングコング: 髑髏島の巨神」は、なかなか派手な怪獣映画で楽しめた。宣伝の段階で、怪獣映画をストレートに出していたのも好感もてた。シン・ゴジラのおかげかもしれないが、世の中、怪獣映画に追い風な気がする。
そして、やはりハリウッドの怪獣映画といえば、キングコングだと思う。

「髑髏島の巨神」も面白かったけど、2005年に上映された「キング・コング」も面白い、というか個人的にはこっちの方が好きだったりする。久々に見たくなってDVDを引っ張りだした。

この2005年の「キング・コング」がどのくらい好きかというと、自分としては珍しくプレミアム・エディションのDVDを買っている。

20170514kg1.jpgキング・コング プレミアム・エディション
ナオミ・ワッツ (出演), ジャック・ブラック (出演), ピーター・ジャクソン (監督)

自分は特典映像の類はあまり興味ないので、DVDはほとんど通常版なのだが、実はこれには「スカル・アイランド徹底解読本」なる小冊子が付録で付いており、それ目当ての購入だった。
20170514kg2.jpg

本作のスカルアイランドも、新種の恐竜やら巨大昆虫、何やらわからない生物やらが徘徊する島で、それらの説明が100ページあまり載ってる楽しい本である。
20170514kg3.jpg

舞台が1930年代の分、未知の世界への冒険はリアリティがあるし、スカルアイランドは不気味だし、ナオミ・ワッツ は魅力的だし、あらためて観ても面白い作品だが、難を言えば三時間という上映時間が怪獣映画としてはいささか長い気はする。何度か観ていると、スカルアイランドのくだりだけでいいかな、とも思ってしまうが、ニューヨークで暴れるコングも魅力ではある。

ひたすら怪獣アクションの新作ももちろん悪くはないので、来月にはブルーレイも発売だし、また見比べてみたいと思う。

kingkong.jpgキングコング:髑髏島の巨神 ブルーレイ&DVDセット(初回仕様/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

posted by TOYO at 02:19 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・ビデオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする